
佐賀県×ふるさと納税

子ども・文化支援のために、特別なふるさと納税の返礼品をご提供いただいています。このページに掲載されている商品は、子どもたちの文化活動への応援につながる、特別な返礼品です。
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keyboard_arrow_right佐賀県有田町において、釉薬(ゆうやく)の魔術師と称される名窯、真右エ門窯。その代表作である「飯碗2点セット 辰砂」は、1300度の高温下で炎が描き出した、情熱的かつ神秘的な紅色の器です。日々の食事という日常の営みを、格調高い芸術の時間へと昇華させてくれます。
デザインの詳解:深く艶やかな、生命の息吹を感じる「紅」 「辰砂(しんしゃ)」と名付けられたこの器の魅力は、何と言ってもその圧倒的な色彩にあります。宝石のルビーを彷彿とさせる深く鮮やかな赤は、単一の調子ではなく、釉薬の流れや重なりによって一客ごとに異なる表情を見せます。ある部分は深い血色を、ある部分は仄かな光沢を放ち、視覚に訴えかけるその色香は、食卓に一つあるだけで場を華やかに引き締めます。
技法の魅力:炎と銅が織りなす、至難の「還元焼成」 この鮮烈な赤は、銅を含む釉薬を「還元焼成(酸素を遮断した状態)」で焼き上げることで生まれます。しかし、銅は非常に気まぐれな性質を持ち、わずかな温度の変化で黒ずんだり、色が飛んだりしてしまうため、理想の赤を引き出すのは至難の業。真右エ門窯は長年の研究と卓越した技術により、この「奇跡の赤」を安定して生み出す、世界でも稀有な工房として知られています。
暮らしへの提案:白米が映える、究極のコントラスト 飯碗として設計されたこの器は、手にしっくりと馴染む高貴な曲線美を持っています。炊き立ての白いご飯を盛れば、器の深い紅との鮮やかなコントラストが際立ち、お米のひと粒ひと粒が宝石のように輝いて見えることでしょう。夫婦や大切な方との語らいの場に、この情熱的な赤が寄り添い、心温まる時間を演出します。
歴史と格調:伝統の継承と、独自の美学の確立 昭和47年の創業以来、真右エ門窯は有田焼の伝統的な成形技術を重んじつつ、釉薬の変化を追求する「窯変(ようへん)」の世界を切り拓いてきました。現在は二代目・馬場九洲夫氏を中心として、有田の地から世界へ向けて、日本の美意識を凝縮した作品を発信し続けています。
職人のこだわり:石の理性と炎の情熱、その調和 真右エ門窯のモノづくりの根底にあるのは「石と炎の哲学」です。硬質な磁土である「石」の性質を理性的、論理的に把握しつつ、最後は予測不能な「炎」の力に作品を委ねる。職人は、「わたしたちがご案内します」という誇りと共に、一つひとつの作品に命を吹き込みます。そのこだわりは、単なる日用品としての器を超え、使う人の魂に響く芸術品としての風格を宿らせます。
様式美:掌(てのひら)の中の宇宙 同窯の作品は「掌の宇宙」と称されます。器という限られた空間の中に、無限に広がる自然のエネルギーや宇宙の神秘を閉じ込める。その様式美は、装飾に頼らず、釉薬そのものの表情で語りかける、潔くも豊かな美しさに満ちています。
唯一無二の価値:あなただけの一期一会の赤 辰砂の模様や色の出方は、窯の中の炎の揺らぎによって決まるため、世界に二つと同じものは存在しません。セットとなる二客の飯碗も、それぞれが固有の「景色」を持っており、その差異こそが手仕事の醍醐味です。この世にたった一つの作品を所有する喜びは、何物にも代えがたい価値となります。
受け継がれる手仕事:時を刻むほどに増す愛着 有田焼の堅牢な磁土は、長く使い続けることでその美しさがより一層引き立ちます。職人が丹精込めて作り上げたこの飯碗は、時代を超えて受け継いでいける強さと美しさを備えています。未来へと伝統を繋ぐ、一生ものの器として。真右エ門窯の辰砂は、使う人の人生に寄り添い、輝き続けます。
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