
佐賀県×ふるさと納税

子ども・文化支援のために、特別なふるさと納税の返礼品をご提供いただいています。このページに掲載されている商品は、子どもたちの文化活動への応援につながる、特別な返礼品です。
詳しくはこちら
keyboard_arrow_right■ 作品について 白磁に舞う雀と竹林の静寂、伝統の「染付」が描く情景 有田焼の原点ともいえる「染付(そめつけ)」の技法を用い、白磁の余白を活かして描かれた「竹雀紋(たけすずめもん)」。呉須(ごす)と呼ばれる藍色の顔料で描かれた竹は、しなやかでありながら凛とした強さを感じさせ、その間を軽やかに舞う雀たちが、食卓に生命感と瑞々しい季節を運びます。職人の繊細な筆致による「濃み(だみ)」の濃淡は、平面的な絵付けを超えて、奥行きのある竹林の情景を視覚的に訴えかけます。
この茶器セットは、台湾のプロが茶葉の品質を評価するために用いる「品鑑茶具(テイスティングカップ)」の形式を採用しています。マグカップ型の急須の縁に施された小さな穴が茶漉しの役割を果たし、最後の一滴に至るまでお茶の旨味を凝縮して抽出。内側の清らかな白磁は、お茶の黄金色や鮮やかな緑を美しく反射し、五感すべてでお茶を愉しむための設計が施されています。おもてなしの席では会話のきっかけとなり、日常では心を整えるための静かな相棒として、上質な時間を演出します。
■ 李荘窯について 古きを尊び、未来を想像する「感動」のモノ作り 有田焼の祖である李参平の住居跡に工房を構える「李荘窯(りそうがま)」。四代目当主・寺内信二氏のもと、「心を動かすモノ作り」を信念に、400年の伝統を現代の感性へと昇華させています。李荘窯の誇りは、単なる様式の模倣ではなく、時代が求める「用の美」を追求し続ける姿勢にあります。
職人たちのこだわりは、成形から絵付けに至るまでの徹底した手仕事に現れています。「わたしたちがご案内します」という想いに込められているのは、使い手が手にした瞬間の驚きと、使い続ける中での心地よさへの約束です。伝統的な染付の技術を重んじながらも、現代の食空間に馴染むスタイリッシュな造形美を融合させる。その独創的なスタイルは、国内のみならず世界の料理人からも高く評価されています。李荘窯が守り抜く「格調」とは、過去の遺産ではなく、今を生きる人々の生活を彩るための、進化し続ける美学なのです。
■ この作品が選ばれる理由 機能と伝統が解け合う、唯一無二のティータイム この作品が多くの愛好家に選ばれる理由は、本格的な茶器としての専門性と、日常使いの気軽さが完璧なバランスで共存している点にあります。急須を湯呑みの上にセットしてお茶を抽出する、その独特な所作は、お茶を淹れる時間を「作業」から「愉しみ」へと変えてくれます。
さらに、急須はマグカップとして、湯呑みはデザートカップや小鉢としても活用できる多用途性も、現代の暮らしに選ばれる大きな要因です。一つひとつ職人の手で描かれる竹雀紋は、二つとして同じ表情を持たない希少な価値を宿しています。古来より縁起が良いとされる竹と雀の意匠は、贈り物としても、また次世代へと受け継ぐ家庭の宝物としても相応しい逸品。有田の土と職人の魂が結実したこの茶器は、手にするたびに手仕事の温もりと伝統の重みを伝えてくれます。
© MUSIC & BOOK FANCLUB WITH CHILDREN