
佐賀県×ふるさと納税

子ども・文化支援のために、特別なふるさと納税の返礼品をご提供いただいています。このページに掲載されている商品は、子どもたちの文化活動への応援につながる、特別な返礼品です。
詳しくはこちら
keyboard_arrow_right■ 作品について 凛とした「菊割」の造形に、古美な「さび」を添えて 有田焼の伝統的な意匠である「菊割(きくわり)」を、皓洋窯ならではのモダンな感性で仕上げた小鉢のセットです。器全体に施された細やかな花びらの筋が、光を受けて繊細な陰影を描き出し、食卓に一輪の花が咲いたような華やぎを添えます。特筆すべきは、その色彩の奥深さ。「さび李朝」と名付けられたこの様式は、ほんのりと青みがかった柔らかな白磁をベースに、縁(ふち)に施された鉄分(さび)が全体をキリリと引き締めます。
この小鉢は、手のひらに収まる絶妙なサイズ感でありながら、圧倒的な存在感を放ちます。和え物や煮浸しといった副菜はもちろん、色鮮やかなフルーツやナッツ、あるいはディップソースを盛り付ける器としても最適です。磁器特有の透明感と、アンティークのような「さび」の風合いが融合したその佇まいは、どのような料理も主役へと引き立てます。おもてなしの席では格調高く、日常の食卓では心を整える静かなアクセントとして、上質な時間を演出してくれます。
■ 皓洋窯について 暮らしに「ほっと」な彩りを添える、手書きへの矜持 1946年、佐賀県有田町に創業した「皓洋窯(こうようがま)」。有田焼400年の長い歴史と伝統を受け継ぎながら、「日々の暮らしをほっとさせる器」をコンセプトに、使う人の心に寄り添う器作りを続けています。かつて酒器を専門としていた時代に磨き上げた緻密な技術が、現在の「普段使いの美」を支える確かな礎となっています。
皓洋窯の職人たちが最も大切にしているのは、手仕事が生み出す「温度感」です。効率化が進む現代においても、一点一点筆を運び、呉須や釉薬の表情を丁寧に引き出す工程に妥協はありません。「わたしたちがご案内します」という真摯な姿勢には、使い手の手のひらに伝わる質感を何よりも重んじる想いが込められています。伝統的な技法を礎にしながらも、現代の多様な食文化に応える柔軟なデザイン。それは、伝統を「守る」だけでなく、次の世代へと「繋ぐ」ための、進化し続ける様式美なのです。
■ この作品が選ばれる理由 一期一会の個性を愉しむ、未来へ繋ぐ手仕事の価値 この小鉢セットが選ばれる最大の理由は、時代に左右されない普遍的な美しさと、手仕事ならではの「唯一無二の物語」にあります。一見シンプルに見える「さび」のラインも、焼成時の釉薬の溶け具合や鉄分の現れ方によって、世界に二つとない表情を見せます。手にするたびに感じる微かな凹凸や、色彩の深浅。それらはすべて、有田の地で職人が魂を込めて作り上げた証であり、伝統工芸品を「家族」として迎える喜びを教えてくれます。
機能美と意匠性が高い次元で融合したこの器は、使い込むほどに愛着が増し、暮らしの風景に欠かせないものとなっていくでしょう。未来へと受け継がれていくべき確かな手仕事。その温かみを日々の生活の中に取り入れることは、自分自身の時間を慈しみ、心を豊かに育むための、最高に贅沢な選択となるはずです。
© MUSIC & BOOK FANCLUB WITH CHILDREN