
佐賀県×ふるさと納税

子ども・文化支援のために、特別なふるさと納税の返礼品をご提供いただいています。このページに掲載されている商品は、子どもたちの文化活動への応援につながる、特別な返礼品です。
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keyboard_arrow_right本作品は、有田焼の最高峰・柿右衛門窯による、気品あふれる6寸(約18cm)の額皿です。 器の縁が桔梗(ききょう)の花びらを模して波打つ「桔梗縁(ききょうぶち)」という優美な形状が特徴で、直線と曲線の調和が白磁の美しさをいっそう際立たせています。描かれているのは、柿右衛門窯のアイデンティティともいえる「柿文」。熟した柿の実の鮮やかな赤と、瑞々しい葉の緑、そしてそれらを引き締める染付の青が、独自の「染錦」技法で繊細に描き込まれています。 飾り皿としてお部屋に風格を添えるのはもちろん、特別な日のお料理を盛り付ける「額皿」としても多用途に活躍します。手にするたびに職人の指先の感覚が伝わってくるような、磁器の滑らかさと絵付けの立体感が魅力の逸品です。
柿右衛門窯は、江戸時代初期に日本で初めて色絵磁器の技法を確立した初代酒井田柿右衛門を祖とする、世界的な名門窯元です。「有田焼の三右衛門」の一つとして380年以上の歴史を誇り、その洗練された様式は、かつてドイツのマイセン窯などが目標としたほど、世界の陶磁器文化に多大な影響を与えてきました。 最大の特徴は、独自の乳白色の素地「濁手(にごしで)」と、構図の中に大胆な空白を作る「余白の美」にあります。華美に飾り立てるのではなく、選び抜かれた色彩と線によって自然の生命力を写し取るその作風は、唯一無二の気品を放っています。 現在は十五代酒井田柿右衛門氏がその伝統を継承。一子相伝で守られてきた色絵の調合や、熟練の職人たちによる徹底した手仕事の分業体制を維持し、現代においても日本の伝統工芸の最高峰として、新たな美の歴史を刻み続けています。
この作品の最大の魅力は、柿右衛門窯の「名前」の由来にもなった特別なモチーフ「柿」が、桔梗縁という最も格調高い器の形状に収められている点にあります。柿は「喜びが来る(嘉来)」とも書かれる大変縁起の良いモチーフであり、この皿一枚が家庭に実り豊かな福を運んでくれるような力強さを感じさせます。 また、6寸というサイズは、飾った際の収まりが非常に良く、それでいて細部の緻密な筆致を鑑賞するのにも十分な大きさです。染付(下絵付け)と錦(上絵付け)を組み合わせた「染錦」ならではの奥行きのある色彩は、時間が経つほどにその深みを増し、飽きることなく末永く愛でることができます。 ふるさと納税を通じて、世界を魅了した柿右衛門の美学を自身の生活に迎え入れる。桐箱に収められたこの名品は、ご自身のコレクションとしてはもちろん、次世代へ受け継ぐべき日本の宝として、またとない価値を持つことでしょう。
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