佐賀県×ふるさと納税

【有田焼】人間国宝 14代今右衛門作 色絵藍色墨はじき桃文盃【本人作】

子ども・文化支援のために、特別なふるさと納税の返礼品をご提供いただいています。このページに掲載されている商品は、子どもたちの文化活動への応援につながる、特別な返礼品です。

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■ 作品について

藍色の深淵に浮かぶ、吉祥の桃 「色絵藍色墨はじき桃文盃」は、重要無形文化財保持者である十四代今右衛門氏自らが手がけた、珠玉の「本人作」です。目を引くのは、鮮やかでありながら落ち着きを湛えた「藍色」の美しさ。そこに、墨で描いた文様が釉薬を弾くことで白く残る「墨はじき」の技法を用い、古来より不老長寿の象徴として尊ばれてきた「桃」の意匠が描かれています。藍と白の清冽なコントラストの中に、色絵で添えられた柔らかな色彩が、作品に温かみと瑞々しさを与えています。

十四代今右衛門が切り拓く、新たな墨はじき 本作の核心は、伝統的な「墨はじき」を現代の感性で深化させた十四代独自の表現にあります。単に白く抜くだけでなく、光の反射や細部の陰影まで計算されたその筆致は、磁器という平らな面に驚くべき奥行きを生み出します。「目に見えにくい陰影や細部にも神経と手間を惜しまない」という作家のこだわりが、この小さな盃の隅々にまで宿っており、掌(てのひら)の中で一つの宇宙を形成しているかのようです。

至福の一献を、格調高い芸術とともに この盃を手に取るとき、日常の晩酌は静かな芸術との対話へと変わります。盃に注がれた酒が、藍色の地肌や繊細な桃の文様と響き合い、視覚と味覚の両方を満たしてくれます。お祝いの席を彩る器としてはもちろん、一日の終わりに自分自身と向き合うための大切な相棒として。一生を通じて愛でるにふさわしい、凛とした気品を感じさせる一客です。


■ 今右衛門窯について

江戸より続く「色鍋島」の正統なる血統 今右衛門窯は、江戸時代に佐賀藩(鍋島藩)の御用赤絵師を務めた今泉今右衛門家を祖とする、有田焼の名門です。一子相伝の秘法として守られてきた「色鍋島」の技法を今に伝え、有田焼を代表する「三右衛門」の一つとして、300年以上にわたり格調高い美を追求してきました。昭和46年には国の重要無形文化財保持団体の認定を受け、名実ともに日本最高峰の地位を築いています。

現代の息吹を吹き込む「伝統と革新」 「伝統工芸は現代の人に向けた新しい仕事でなくてはならない」という信念のもと、歴代の今右衛門は常に進化を続けてきました。十四代今右衛門氏は、先代たちが確立した吹墨や薄墨の技法を継承しつつ、独自の感受性で「プラチナ彩」や「雪花墨はじき」といった新しい上絵の境地を切り拓いています。職人たちが一丸となって、小さな陰影にまで魂を込めて制作するその姿勢こそが、今右衛門窯の品格を形作っています。

静謐なる「格調の美」の極み 今右衛門様式を語る上で欠かせないのが、計算し尽くされた「余白」と「静寂」の美学です。華美な装飾に頼らず、磨き抜かれた線と色彩、そして白磁の美しさを活かす配置。そこから生まれる凛とした佇まいは、使い手の心に清々しい緊張感と充足感をもたらします。この「格調」こそが、時代を超えて愛され続ける今右衛門窯の真髄です。


■ この作品が選ばれる理由

「本人作」という、かけがえのない価値 この盃が選ばれる最大の理由は、人間国宝である十四代今右衛門氏が直接制作に携わった「本人作」であるという点です。一点もの、あるいは極めて少数の制作に限られる「本人作」は、作家の情熱と技術が最も純粋な形で表現された結晶です。桐箱に記された直筆の箱書きと共に、手に取るたびに作家の息遣いを感じることができる、まさに「一生ものの宝物」となる価値を持っています。

未来へ繋ぐ、究極の手仕事の結晶 効率化が進む現代において、手間と時間を惜しまず、細部にまで神経を研ぎ澄ませて作られる今右衛門の器は、未来へ語り継ぐべき日本の至宝です。この盃を選ぶことは、単に器を所有することではなく、数世紀にわたり磨き上げられてきた日本の精神文化を共有し、次世代へと受け継いでいくことを意味します。自分へのご褒美として、あるいは大切な方への特別な贈り物として、揺るぎない自信を持って選ばれる逸品です。

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