佐賀県×ふるさと納税

【有田焼】麺鉢[古染風梅文]【源右衛門窯】

子ども・文化支援のために、特別なふるさと納税の返礼品をご提供いただいています。このページに掲載されている商品は、子どもたちの文化活動への応援につながる、特別な返礼品です。

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藍と白が織りなす、日常に寄り添う芸術

作品について

デザインの詳解:静謐な藍に浮かぶ「梅」の息吹 「古染風梅文(こそめふううめもん)」と名付けられたこの麺鉢は、中国・明時代の染付を源流とする「古染付」の素朴で温かみのある味わいを、源右衛門流に解釈した逸品です。潔い白磁の白を背景に、鉢の曲面に沿って伸びやかに描かれた梅の花。深い藍色の濃淡だけで表現されたその姿は、凛とした冬の空気と、春を待つ生命の輝きを同時に感じさせます。余白を活かした構図が、食卓に静かな品格をもたらします。

技法の魅力:深みを生む「染付」の表現力 本作の主役は、釉薬の下に絵付けを施す「染付(そめつけ)」の技法です。熟練の職人が呉須(ごす)と呼ばれる顔料を使い、一筆一筆丁寧に描き込みます。特筆すべきは、古染付特有の「あえて整えすぎない」情緒的な筆致。絵具の滲みや、筆の走った跡が微妙な陰影を生み出し、工業製品にはない「ゆらぎ」と「奥行き」を大きな鉢の中に凝縮させています。

暮らしへの提案:一杯の麺料理を、至高の体験へ うどんや蕎麦、ラーメンといった日常の麺料理をこの鉢に盛り付けるだけで、その場はたちまち格式高い料亭のような空気へと変わります。たっぷりと深さのある形状は、料理を美しく見せるだけでなく、手に持った時の安定感など使い勝手の良さも追求されています。日々の食事を単なる習慣ではなく、心を整え、伝統の美に触れる「特別な時間」へと引き上げてくれる一客です。

源右衛門窯について

歴史と格調:江戸の美意識を現代に繋ぐ、三右衛門の誇り 源右衛門窯は、磁器発祥の地・有田で260年以上の歴史を紡いできました。「今右衛門」「柿右衛門」と並び、有田三右衛門の一つに数えられる名門です。彼らが守り続けているのは、江戸時代の「古伊万里」が持っていた自由で闊達な精神。その格調高さは、伝統に胡坐をかくことなく、常に使い手の視点に立って磨き上げられてきた努力の結晶です。

職人のこだわり:指先から伝わる「誠実な手仕事」 源右衛門窯の工房では、今日も分業制による高度な手仕事が続けられています。ページ内に綴られた「ものづくりの原点に忠実な器づくり」の通り、成形から絵付け、焼成まで、それぞれのスペシャリストがその名に恥じぬ仕事を完遂します。この麺鉢一枚をとっても、手に持った時の心地よい重みや、口当たりの良さなど、職人たちの誠実なこだわりが随所に宿っています。

様式美:力強く、それでいて温かい 源右衛門窯の様式美を一言で表すなら「生命感」です。呉須(藍色)の力強い発色と、伸びやかな筆致。それは使うたびに元気をもらえるような、不思議な温かみを湛えています。

この作品が選ばれる理由

唯一無二の価値:時を越えて愛される「用の美」の極み この麺鉢が選ばれる理由は、流行に左右されない「古染風」という普遍的な美しさにあります。派手さはありませんが、使い込むほどにその良さが染み出してくるような奥深さ。ストーリーにある「手間ひまかけた本当にいいもの」という言葉そのものの価値が、この鉢には備わっています。

受け継がれる手仕事:日常を「豊かさ」で満たすパートナーとして 未来へ繋ぐ伝統工芸品を選ぶことは、日本の文化を支える一助となります。源右衛門窯の手仕事が生み出したこの藍色の小宇宙を、ぜひ貴方の日常に迎えてみてください。時を重ねるごとに愛着が増し、次世代へと受け継ぎたくなる真の価値が、この一客には宿っています。

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