
佐賀県×ふるさと納税

子ども・文化支援のために、特別なふるさと納税の返礼品をご提供いただいています。このページに掲載されている商品は、子どもたちの文化活動への応援につながる、特別な返礼品です。
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keyboard_arrow_right■ 作品について 伝統ある源右衛門窯の意匠の中でも、とりわけ愛らしく、世代を問わず心を解きほぐしてくれるのが、この「苺絵」のシリーズです。白磁の白に映える鮮やかな赤の苺、そして深みのある染付(青)で描かれた葉の対比が、視覚に心地よい驚きを与えてくれます。ひと筆ごとに濃淡をつけ、苺の瑞々しい質感を表現する「濃み(だみ)」の技法は、熟練の職人の手仕事ならではの温もりに満ちています。
少し角が丸みを帯びた「方皿(正方形の皿)」のフォルムは、モダンな印象を与えつつも、取り皿や菓子皿として非常に収まりが良く設計されています。朝食のフルーツを乗せれば爽やかな一日の始まりを、午後のティータイムに和菓子やケーキを添えれば、食卓に和やかな会話の花を咲かせてくれるでしょう。
■ 源右衛門窯について 磁器発祥の地・有田に窯を築いて二百六十余年。有田焼の最高峰「三右衛門」の一角として名を馳せる源右衛門窯は、古伊万里の伝統を現代に息づかせる稀有な存在です。その精神は「ものづくりの原点に忠実であること」。効率化が進む現代にあって、源右衛門窯はあえて手間暇のかかる「往古のままの手技」を貫いています。
制作の現場では、成形、下絵付け、本窯、上絵付け、そして上絵窯に至るまで、各工程に「この道ひとすじ」の専門陶工が配されています。ページ内で語られる「わたしたちがご案内します」という真摯な姿勢には、職人たちの誇りと、使い手への深い敬意が込められています。
源右衛門窯の美学は、古伊万里の様式をベースにした「力強さ」と「華やかさ」にあります。単に飾るための美術品ではなく、日々の暮らしの中で使われてこそ輝く「用の美」を追求しており、その堅牢さと手に馴染む質感は、使うほどに手放せなくなる魅力を放ちます。
■ この作品が選ばれる理由 この銘々方皿が選ばれる最大の理由は、伝統工芸の気高さと、苺というモチーフが持つ日常的な親しみやすさが見事に融合している点にあります。源右衛門窯の作品は、和洋を問わない汎用性の高さが特徴ですが、この「染錦苺絵」は特に洋食器とも相性が良く、現代の多様なライフスタイルに自然と溶け込みます。
また、職人の情熱と心意気が込められた一枚の皿は、単なる消耗品ではなく、未来へと繋ぐ「家族の遺産」としての価値を持ちます。唯一無二の手仕事から生まれる希少性は、手にするたびに豊かな充足感を与えてくれるはずです。大切な人をもてなす際、あるいは自分を労う穏やかな時間に、この苺絵の皿が確かな彩りと格式を添えてくれます。
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